ホームシアターって芸能人などが持っているイメージがありませんか。
でも最近は、私たちでもホームシアターを手軽に作れてしまうのです。
「作成に必要な物」と「作成費用」についてまとめていきます。
後ほど詳細を記しますが、結論としては、費用としては「約6万円」で作成可能です。
(約6万円の内ヘッドホンが約3.5万円であり、コスト低下は可能)
意外と導入コストが低いと感じませんか。映画館に行く料金何回分で導入できるかを考えると。
導入コストが低いですが、大画面で大迫力の音で十分満足できます。そのホームシアターの魅力についても紹介いたしますね✨
あとは、最後にホームシアター作成を妨げる要因についても紹介します。
それでは、早速以下の流れで紹介していきます!
ホームシアターに必要な物
下記4点が必要です。
- プロジェクター
- 高音質なヘッドホン、イヤホン
- 白色のスクリーン
- 三脚
プロジェクター:映像を大画面にするために必要。
オススメのプロジェクターは、1万円代のプロジェクターです。普段使いでは十分な性能があるので。
詳しくは、プロジェクターの別記事にまとめてあります。
高音質なヘッドホン、イヤホン:映画館のような臨場感を出すために必要。その際にはヘッドホンが圧倒的にオススメ。ホームシアターとしてなら、低音でヘッドホン自身が振動する「Crusher ANC 」のヘッドホンがオススメ。詳細は別記事へ(Crusher ANC の紹介記事)。
ただ、夏場は暑く蒸れてしまうので、季節による使い分けしても良いでしょう。夏場は「イヤホン」、春秋冬場は「ヘッドホン」といったように。その際には、高音質なイヤホンを用意すると、ヘッドホンの時と同じように、ホームシアターを楽しめますよ。
また、ヘッドホン・イヤホンなら大音量で楽しんでも、ご近所への騒音問題も発生しないです。
密閉性が高く音漏れも少ないので、大音量で使用してもご近所まで音が伝わらないので。
なので、密閉性がないスピーカーよりもオススメになります。
白色のスクリーン:投影先が白色で無地でないと、映像が綺麗に映りません。なので、綺麗に映像を投影するために、「白色のスクリーン」が必要です。
少しでも模様があると、凸凹して気になりますので。
売っているスクリーンには、性能面で大差はないと思います。(白色の部分が綺麗、固定しやすい…etc)
なので、様々なサイズがある下記商品から選ぶのが無難ではないでしょうか。
三脚:プロジェクターを置く台として必要です。任意の高さで固定できるので、スクリーンの高さと合わせる事ができるのが Good です。
ただ、下記の場合は購入は不要です。
カメラの三脚がありプロジェクターが固定可能。丁度いい高さになる棚やラックがある場合。
ない場合は、耐荷重もある三脚の購入がオススメです。
あると便利な物
あると便利なものとして、以下の3点があります。
- 換気口フィルター
- HDMI ケーブル(長距離用)
- Fire TV Stick
換気口フィルター:プロジェクターには排熱のために、空気を通すための穴が空いています。なので、ここからホコリやゴミが侵入することがあります。すると、投影先に小さな影ができてしまいます。
ホコリやゴミが入った後に、もちろん掃除する手もあります。
ですが、蓋を開けるのが大変(筆者は蓋が中々開かなかった)、かつ、掃除がしにくい(掃除器具が掃除したい部分に入らなかった)ので、先んじて手を打っておくのがオススメです。
新品の時が一番綺麗です。なので、換気口フィルターを貼るなら、買った直後が良いでしょう。
HDMI ケーブル(長距離用):プロジェクターはHDMIで接続できます。なので、PS4やパソコンに手軽に繋いで映像を投影できます。ただ、PS4やパソコンの位置は動かしずらくないでしょうか。頻繁に動かす事がないので、デスクやテレビの近くに配線し固定してある方がほとんどではないでしょうか。
なので、PS4やパソコンは動かせないので、好きな位置にプロジェクターを置くためには、長いHDMIケーブルが必要です。
置く場所をイメージしたら、長いHDMIケーブルを買っておくと便利です。
もちろん、既存のHDMIケーブルの長さで足りそうなら、購入は不要です。
Fire TV Stick:パソコンがない方向けの商品です。
Fire TV Stick とは、プロジェクターやテレビのHDMI 端子に差し込み、Wifi を利用してネット配信が見えるストリーミングメディアプレイヤーです。
amazon prime や Netflix、Youtube などが見えます。
なので、これがあればパソコンがなくても、手軽に amazon prime が投影できます。
そのため、配信にある映画やライブ映像を大画面で楽しめます。
作成費用
2通りの場合で計算してみました。以下のような金額になります。
「必要な物」のみを揃えた場合と、「必要な物 + あると便利な物」を揃えた場合の計算になっています。
必要な物 | 必要な物 + あると便利な物 | |
プロジェクター | 〇 (16800円, link) | 〇 (16800円, link) |
ヘッドホン | 〇 (35000円, link) | 〇 (35000円, link) |
スクリーン | 〇 (2699円, link) | 〇 (2699円, link) |
三脚 | 〇 (2599円, link) | 〇 (2599円, link) |
換気口フィルター | 〇 (218円, link) | |
Fire TV Stick | 〇(4980円, link) | |
合計金額 | 57098円 | 62296円 |
上記価格は目安です。「クーポンの割引の考慮なし」や「ヘッドホンには高級なものを採用」したので、高めになっています。
※ヘッドホンを1万円以下に変更すれば、3万円ほどにコストが落ちます。(筆者が愛用しており、アクション映画やライブ映像で臨場感がありオススメなので、高めで計算しました)
※プロジェクター購入時、5500円の割引クーポンが使えコストダウン可能な場合あり。
映画館の利用料金が、1000(中学生・小学生・幼児 (3歳以上))、1900円(一般)になります。
なので、約30回ほど映画を見れば元が取れます。(作成費用の約6万円÷ 利用料金の約2000円)
約30回なら、「一週間に一度映画を観る事で1年以内」に映画館を利用した場合よりも安く済みますね。
ホームシアターの魅力
筆者は使っていて、下記5点が魅力だと感じてます。
- 観賞できなかった映画やライブを大画面で楽しめる
- 周りの目を気にしなくて良い
- 周りが気にならない
- 大画面によりゲームの没入感が高まる
- 目に優しい
観賞できなかった映画やライブを大画面で楽しめる:筆者が推したい一番のメリットになります。
「過去に上映されていた映画」や「昔のライブ」を、ホームシアターならば、大画面と良い音響で楽しむことができます。なので、映画館で観れなかったとしても、ホームシアターによって映画館で見ている気分で観れるのは大きなメリットになります。
観に行けなかった映画は、ホームシアターで上映すれば、映画館で観ている気になれます、
また、行けなかったライブは、映画館のライブビューイングで観ている気持ちになれます。
加えて、最近は配信限定ライブも増えてきています。ホームシアターがあると、テレビで観ている人よりも大画面で視聴でき、満足度が高くなるでしょう。
周りの目を気にしなくて良い:映画館って飲食物の持ち込みには制限がありますよね。ですが、ホームシアターならば、文字通り、お家なので特に制限はありません。また、任意のタイミングで映画を止めても大丈夫です。映画にリアクションをしてもOKです。
飲食物は何でもOKなので、お気に入りのビールやワインを飲んでもいいです。おつまみだって自分の好きなものをおけます。映画に出てくる料理やお酒と同じ物を用意しておいても良いでしょう。
任意のタイミングで映画を止めてよいので、トイレに行ったり、お酒や料理がなくなった際に補充しに行っても良いでしょう。
コメディ映画なら大声で笑っても、ホラー映画なら大声で叫んでも、お咎めなしです。
つまり、映画館のように公共の場ではないので、自由気ままにリラックスして楽しめます。
周りが気にならない:さきほどの観点と反対です。映画館だと稀に気になってしまう人がいる事があります。例えば、「ポップコーンを食べる音がうるさい」や「いびきがうるさい人」、「ひそひそ喋っている声」など、映画に集中する際に、気になってしまう要因があります。
ホームシアターの場合、他の人がおらず、こういった要因はなくなります。
なので、周りを気にせず映画が楽しめます。
大画面によりゲームの没入感が高まる:普段ゲームをしている画面が大きくなり、臨場感が上がります。画面が大きいと、実際にゲームの世界に入った気がします。
FPSなど、画面全体を見渡せた方が有利という場合を除いて、ほとんどのゲームでは大きい方がやっていて楽しいです。
筆者は「Detroit Become Human」や「Hitman」、「METAL GEAR SOLID V」をやりましたが、どれも非常に良かったです。どれも美麗なグラフィックで、大画面と相性が良くモニターでやるより楽しめました。
目に優しい:スクリーンに映された映像を見るため、直接テレビやモニターを見るよりは目が楽です。
テレビやモニターの場合、画面自体が光っており、目が疲れてしまうので。
ホームシアター作成を妨げる要因
- 大画面で投影するには距離が必要
- プロジェクターのファンの音
大画面で投影するには距離が必要:プロジェクターとスクリーンの距離が離れるほど、大きな画面で投影されます。そのため、ある程度の物理的な距離が必要です。
筆者はプロジェクターとスクリーンの距離が約2mくらいで使用しており、約84インチの画面となっています。なので、ある程度の距離は必要です。
そのため、激狭物件などに住んでいる場合はプロジェクターで大画面を実現するのは難しいかもしれません。
ただ、その場合にも回避方法はあります。短焦点のプロジェクター(コストが少々UP)を使えば、距離の問題が解決します。また、投影先を天井にすれば十分な距離が確保できるでしょう。(天井までの距離は2m以上あるはず)
プロジェクターのファンの音:安価なプロジェクターは、ファンがうるさいです。使用時に「ブーン」という騒音が発生します。静音性はないです。
この騒音によって、ホームシアターとしての完成が遠のきます。
ですが、これは回避可能です。ヘッドホンを大音量で流せば気にならなくなります。また、ノイズキャンセリングがあるヘッドホンやイヤホンを使えば、騒音自体を感じなくなります。
なので、プロジェクター以外で使うものを工夫すれば、ホームシアターとしてプロジェクターを機能させることはできます。
まとめ
今回はホームシアター作成に「必要な物」や「作成費用」、「魅力」を紹介しました。
必要な物は意外と少なく、費用もローコストと感じた人が多いのではないでしょうか。
「観賞できなかった映画やライブを大画面で楽しめる」や「周りの目が気にならない」など、魅力的な面も多いです。
なので、お家に導入すると日々の暮らしが楽しくなりますよ。