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明日、私は誰かのカノジョ(明日カノ)の魅力を徹底解説

「明日、私は誰かのカノジョ」という漫画をご存知でしょうか。
登場人物のリアルな心理描写で、世界観に共感し沼に落ちる読者が続出している話題の漫画になります!!
2022年9月30日より最終章の連載(No Woman No Cry)が始まっており、まだまだ目が離せません。それも連載期間は、2023年の初夏までに及ぶ予定です。

コンプレックスや悩みを抱え、それに向き合う女性が主人公となり物語が進みます。その主人公は各章で変わるため、きっと共感できる主人公は1人はいるのではないでしょうか。

また、2022年4月に実写ドラマ化されるほどの人気作品になります。
東京の渋谷にデジタルサイレージが出たり、歌舞伎町に看板が掲載されていたりしました。

サイコミという漫画アプリで、無料で1話ずつ読むこともできます。
注意点としては、無料で読むためには、1話読んだ後、22時間待つ必要があります。
なので、一気に読むためには課金が必要になる点です。

なので、サイコミ(link)で少し読んで、絵の雰囲気や話の展開が好みなら、amazon の Kindle で単行本を買って一気に楽しむのがオススメです。


少しと言いましたが、ホスト編である「4章:Knockin’on Heaven’s Door」を必読です!!登場人物と周りのキャラクターが丁寧に描かれており、苦悩や葛藤を沢山感じられて面白いので。

コンプレックス

  • 恵まれない幼少期にできた、火傷痕のコンプレックス(1章:Killing me softly)
  • 埋められない孤独を抱え、寂しさを紛らわすための男への依存(2章:致死量の自由)
  • 容姿への強烈なコンプレックス(3章:1mm)
  • 自己肯定感の低さ(4章:Knockin’on Heaven’s Door)
  • 閉ざされた世界への憎悪(番外編:Stairway to Heaven)
  • …etc

上記のような、コンプレックスが題材になっています。

続いて、少しお話の解説をします。
解説しますが、漫画を直接読んだ方が楽しいですよ(笑)
丁寧な描写や絵もあって、共感しやすく引き込まれるので。

1章:Killing me softly

主人公は、白井雪 (ドラマ演者:吉川愛)で、幼少期は親から人とすら思われていない環境で育ちます。その環境下でできた「顔の火傷痕」にコンプレックスを持っています。
そのため、普段はメイクで火傷痕を隠しています。

そして、メイクで痕を隠すのと同時に、本心を偽り隠しています。

そんな彼女は現在、親から離れて一人暮らしをしながら、大学に通っています。
生活をするために、周りには内緒でレンタル彼女をしており、お金を稼いでいます。


レンタル彼女の仕事では、指名のリピートが高く人気があります。
リピート率が高い理由は、きちんと相手が望む言葉や仕草を提供できているからになっています。
という事は、雪は頭の回転もよく、聡明です。

それゆえ、顔のコンプレックスに対する周りの反応に対して、敏感に気づいてしまい苦しんできたことも多いです。

そんな彼女は、辻壮太というお客と出会います。
このお客は、親からの愛情を受けて育っており、自分と真逆の環境で育った人でした。
それゆえ、「雪のような家庭環境があるなんて想像できない」壮太の想像力がない所に、嫌悪感を持ちます。

そして、メイクをしていない時に偶然、壮太と遭遇し火傷痕を見られてしまいます。
痣を見た壮太の哀れむような態度に動揺します。また、壮太に言われた言葉がきっかけになり、レンタル彼女の時と違い、偽りのない言葉を壮太に言います。

なので、壮太からもうレンタル彼女としての指名は入らないと雪は考えます。

ですが、なぜかまたレンタル彼女の仕事を、壮太から依頼されるのでした。

ここまで書いた内容は、なんと1話目の話だけです。続きは、ぜひ原作を読んで確認してください。
ここから、壮太とは複数回、レンタル彼女の仕事で会います。レンタル彼女の運営会社を通さない、一迫の旅行もありますよ。

1泊の旅行という事は、お客の前でメイクを落とす瞬間があるということになります。

親からの愛情を受けられる恵まれた環境で育った壮太と関わる事で、雪が何を感じたかをぜひご覧になってくださいね。

致死量の自由

主人公は、リナ(ドラマ演者:横田真悠)で、雪の友人です。ただ、埋められない孤独を抱え、寂しさを紛らわすために男に依存しています。パパ活で体の関係を持ったり、理由はあれどナンパされた当日にホテルに行ったりと、自分の体を売って孤独を紛らわせたりすることもあります。

容姿は美人です。

ただ、容姿が良いからこそ、男に対する考え方が歪んでいます。
リナは「男なんてみんな簡単」という考えを持っており、「体を餌にして愛想を振りまけば、大体は言うことを聞いてくれるんだから、ほんと馬鹿みたい」と考えています。

それゆえに、男への考えが浅いので、本命扱いされず特定の彼氏と長続きはしません。
それで、下記の1.から3.のループをしている気がします。

  1. 本命扱いされないので寂しさを感じる
  2. 体を餌にその寂しさを埋める
  3. 体を餌にした浅い関係なので、本命扱いされない

そんなリナですが、雪という友人がいます。
リナと雪は性格や考え方が真逆ですが、お互いに認めあうくらいに仲が良いです。

ただ、話が進むにつれて、「雪のことを何も知らないんだ」って思う機会が増えます。
それゆえ、雪との友人関係がギクシャクしてしまうことも。

寂しさを埋めるために男に依存するリナが、雪や周りの男とどういう考えを持っているのかは、ぜひ漫画でご覧になってくださいね。
ちなみに、漫画では考え方が真逆なのに、「リナは雪をなぜ友達だと思えたのか」について、明らかにあるので必見です。

まとめ

コンプレックスや悩みを抱えた女性主人公が、各章で主人公を務めます。
どの主人公も丁寧に描かれており、共感できます。

サイコミ(link)で少し読んで、絵の雰囲気や話の展開が好みなら、amazon の Kindle で単行本を買って一気に楽しむのがオススメです。

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