みなさん クレイグ版ボンドの3作目の 「スカイフォール (原題:Skyfall)」という作品をご存知でしょうか。
本作品はのネタバレなしのあらすじは以下の通りです。
イスタンブールに潜伏中のボンド(007) は、秘密諜報部員の機密情報が入ったハードドライブを盗んだ組織のエージェントを追っていた。追跡の果てにボンドは、陸橋から落ち谷底へと転落してしまう。 そのため、ボンドは死亡者として処理された。しかし、実は命を取り留めており、職務から離れた生活を謳歌していた。 ボンドが所属する MI6本部が爆破されたニュースを知り、職務へ復帰する。 職務をこなしていく中でMI6 を爆破したのは、元 MI6 の諜報員であることが判明。 そして、元 MI6 の諜報員が率いる敵組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げていく。 |
本作品の見どころは、3点あります。
- ボンドの華麗な復活劇(ネタバレあり)
- 元 MI6 の諜報員と現 MI6 の諜報員であるボンドの対立構造
- 目が離せない程の美しい映像と展開
それぞれ順番に解説していきます。
ちなみに、映画を観る際に大画面で見るための方法を記した「プロジェクターの記事」もオススメです✨
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ボンドの華麗な復活劇(ネタバレあり)
この部分はネタバレありになります。
この部分を読まなくても、楽しめる作品だと思いますので、ぜひアマプラなどで観るのをオススメします。
それでは、ネタバレありですが「ボンドの華麗な復活劇」について、ご紹介いたします!!
長文になりますので、概要を述べます。「職務から離れたボンドは、職務に復帰する事が不適格と判断されるほど能力が低下していました。しかし、上司の裁量により職務復帰をボンドは果たします。そうして、職務に準ずる中、徐々に本来の力を取り戻していき、最終的には敵との戦いに決着をつけます」
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秘密諜報部員の機密情報が入ったハードドライブを盗んだ組織のエージェントを追います。その果てに敵組織を取り逃がし、陸橋から落ち谷底へと転落したボンド。その後、3ヶ月は生きていたことをMI6へ知らせず、職務から離れた生活を行っていました。
しかし、MI6本部の爆破のニュースを受け、職務に復帰する事を決意します。
そうして、職務復帰テストを受けます。ただ、現場から3ヶ月も離れたボンドの成績は良くなく、職務復帰の基準に達していませんでした。
体力や射撃の腕などの能力低下に、ボンド自身戸惑いを隠せません。
職務復帰の基準には達していませんでしたが、MI6 の上司 M の判断によりボンドは職務に復帰します。
そして、取り逃がした敵組織のエージェントを再び追いかけます。
ただ、情報を聞き出す前にエージェントを死なせてしまいます(復帰後の初任務は失敗)。残された手がかりである敵エージェントの所持品から、カジノのチップという手掛かりを得ます。
カジノのチップにはマカオに関する刻印がありました。そのため、マカオへ赴きます。そこで敵組織のボスに繋がる売春婦と出会い、接触します。
接触に成功し、元売春婦と共に敵組織のボスが待つアジトへ船で向かいます。
しかし、向かう中で元売春婦とボンドは囚われてしまいます。
囚われたボンドは敵組織のボスである、シルヴァと対峙します。
そこで、シルヴァと問答をする中で、シルヴァが M に強い恨みを持っていることを知ります。また、自分が職務復帰テストの合格基準に達していないことを知ります。
そうして、シルヴァが「(職務復帰に)不適格で命を落とすであろう君に、俺の跡を追わせた。ひどいママ(M)じゃないか」と声を掛けます。
加えて、「少なくともここには命令を下すバア様はいない。君も俺のように自分のミッションを選んだらどうだ?」と言い放ち、シルヴァが行った様々な悪事を述べます。それに対してボンドは「良い趣味だ」と返答します。
その流れで「君の趣味は?」とシルヴァに問われます。ボンドは「“復活”かな」と答えます。
職務復帰に不適格である事を知っているボンドが、そう答えたのをシルヴァは気に入りません(M を信頼している態度が気にいらないため)。
そこで、シルヴァはゲームをしようと提案します。その内容は、「銃を使い売春婦の頭の上に乗せたショットグラスをどちらが先に割るか」というものでした。
シルヴァは仲間にボンドが変な事をしないよう、銃を向けさせてゲームを開始します。
射撃の腕が低下しているボンドは命中させる事ができません。そして、シルヴァに敗北します。
ゲームには敗北しましたが、銃を持ったボンドが一瞬の隙をつきシルヴァの仲間を倒し、ついにシルヴァを追い詰めます。
シルヴァを MI6 へと連行します。しかし、連行される事自体もシルヴァの策略でした。
このように後手に回っている事を自覚したボンドは、シルヴァを出し抜くための策略を立てます。
そうして、最終的にはシルヴァを出し抜き、ついに決着をつけます。
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このように、職務復帰した始めの方は任務を上手くこなせていないです(敵エージェントを死亡させる、敵に囚われる)。
ただ、段々と本来の力を取り戻していき、最終的には敵との戦いに決着をつけられるほどの力を取り戻します。
職務からの引退した方が良いという状況から、職務に復帰して問題ないという状況まで復活する、「華麗な復活劇」を本作品では観賞できます。
元 MI6 の諜報員と現 MI6 の諜報員であるボンドの対立構造
Mへの深い恨みを抱く元MI6の諜報員シルヴァと、殺しのライセンスを受けた現 MI6 の諜報員であるボンドが熾烈な戦いを繰り広げます。
どちらも優秀である事は間違いなく、この対立構造が面白いです。
シルヴァとボンド、両者一歩も譲らない彼らの戦いはとても迫力があり、また予測不可能な展開が続くため、画面から一切目が離せません。
目が離せない程の美しい映像と展開
ボンドは任務をこなすために世界各国へ赴きます。
そこのロケ地はどれも美しく、映画館の大画面で観た時に思わず目を惹かれてしまいます。そのロケ地をピックアップして3点ご紹介します。
- エジプシャンバザールとグランバザール(トルコ イスタンブール)
- The Broadgate Tower(ロンドン リバプール)
- 軍艦島(日本 長崎)
エジプシャンバザールとグランバザール:
グランドバザールは世界で一番大きく最も古いバザールであり、活気もあり異国情緒溢れていて観光で外せないスポットの1つになっています。
ここは映画の冒頭のアクションシーンで使われます。
秘密諜報部員の機密情報が入ったハードドライブを盗んだエージェントの追跡時に、この商店街をボンドはバイクで滑走します。
滑走する場所は、商店街の道であったり、何とグランドバザールの天井上など何でもありでした。
観光地としての美しさと、非日常的な所をバイクで滑走し追跡するアクションシーンは、映画の娯楽として申し分ない完成度でした。
ぜひ冒頭のシーンだけでも観賞してみてはいかがでしょうか。
きっと、このシーンが気に入り全編観たくなるはずなので!
The Broadgate Tower:
取り逃がしたエージェントを追って、ボンドはこのビルにたどり着きます。
劇中では、上海にある高層ビルとして使われ、迫力を出すためにCGでより高いビルに見えるよう加工されました。
本編では、高層ビルならではの利点を活かしたアクションシーンがあります。
それは、敵が乗ったエレベーターに、ボンドがぶらさがり追跡するシーンです。
高層ビルのため長い時間エレベーターは上昇していき、ボンドが落ちないか緊張感を持って目が離せません!!
また、劇半のサントラが非常に格好良くて、映画の展開を盛り上げてくれます。
軍艦島:
最後に紹介するのは、「廃墟の聖地」と言われる軍艦島です。
元 MI6 の諜報員とボンドが初めて出会う。廃墟の島のモデルとなりました。
荒廃した風景を見て、元 MI6 の諜報員が少しだけ心情を語ります。
日本の観光スポットが 007 の映画のモデルになったという事で、紹介しました。
まとめ
今回は、クレイグ版ボンドの「スカイフォール」という映画を紹介しました。
ボンドの華麗な復活劇、元 MI6 エージェントとの戦い、美麗な映像と展開…と様々な魅力がある本作品。
ぜひご覧になってはいかがでしょうか。
最初のOPまででいいので、一回は観ていただきたい作品になってます。そして、OPまで観たらきっと最後まで完走します。それくらい冒頭から最後まで無駄なシーンがなく、最高の映画となっています!!
映画を観る際に大画面で見るための方法を記した「プロジェクターの記事」もオススメです✨
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