みなさん クレイグ版ボンドの4作目の 「スペクター (原題:SPECTRE)」という作品をご存知でしょうか。
当時はこの作品でクレイグ版ボンドは終了する予定だったので、完成度が高く集大成に相応しい映画でした。
(現在は、「No Time To Die」という映画がクレイグ版ボンドの集大成になっています。)
あらすじは以下の通りです。
“少年時代を過ごした ”スカイフォール” で焼け残った写真を受け取ったボンド (ダニエル・クレイグ)。 その写真に隠された謎に迫るべく、M (レイフ・ファインズ) の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。 そこでボンドは殺害された悪名高い犯罪者の元妻であるルチア・スキアラ (モニカ・ベルッチ) と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。 |
本作品の見どころは、3点あります。
- 悪の組織スペクターとの戦い
- 映像美を堪能でき優雅であり、疾走感のある緊迫のカーチェイス
- ボンドの人柄について深く知れる
それでは順にご紹介していきます!
ちなみに、映画を観る際に大画面で見るための方法を記した「プロジェクターの記事」もオススメです✨
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悪の組織スペクターとの戦い
本作品では「スペクター(SPECTRE)」という、世界的な悪の犯罪組織が登場します。
実はこの犯罪組織自体は、クレイグ版ボンド以外で登場していました。
「ロシアより愛をこめて」や「サンダースポール作戦」など、初期の過去作で登場していました。ただ、著作権の問題で揉めており、「ユア・アイズ・オンリー」を最後に映画で描かれなくなりました。
和解が成立したため、本作品ではこの強大な敵組織である、スペクターが登場します。
そして、本作品で明らかになるのが、「カジノ・ロワイヤル」、「慰めの報酬」、「スカイフォール」において、裏で糸を引いていたという事です。
このように、因縁深い敵組織と、ボンドが戦いを繰り広げます。
過去作 スカイフォールの魅力についてまとめた、こちらの記事もオススメです。
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映像美を堪能でき優雅であり、疾走感のある緊迫のカーチェイス
今回のカーチェイスは「実際のローマ市街」を使用して、実際の市街を封鎖し夜に撮影されました。
サン・ピエトロ広場とコロッセオの間を流れる川沿いの道路などが使用されています。
そして、カーチェイスを繰り広げる2代の車がスタイリッシュで格好良いです。
ボンドは「アストンマーティン DB 10」に、敵は「ジャガーC-X75」に乗りカーチェイスを行います。
「市街の夜景」と「スタイリッシュな車」の相性がよく、映像として綺麗で洗練された印象を受けます。
また、カーチェイスの内容も優雅でエレガントです。
車をぶつけあう力強さではなく、ドリフトでコーナーを駆け抜けていくという美しさを優先した内容となっています。
そこにボンドカーが持つ秘密兵器がアクセントとして加わり、テンポよくカーチェイスが繰り広げられます。
何度リピートしても飽きないです。いつ観ても映像美に心奪われてしまいます。
ボンドの人柄について深く知れる
本作品ではボンドの幼少期を知る人間が出てきます。そこでボンドが幼少期を過ごしていたかが語られます。
また、ボンドガール(精神科の医師)が「なぜ殺し屋(※)の世界にいるのか?」と尋ねられ、それに答えます。(※ボンドはMI6 のエージェントですが、自身の職業の事を「殺し屋」と表現したため)
このようにボンドの人柄について、知る事ができるシーンがあります。
まとめ
クレイグ版ボンドの過去作で、実は裏で糸を引いていた悪の組織 スペクターとの戦いを描いた本作品。
当時はこの作品でクレイグ版ボンドは終了する予定だったので、完成度が高くクレイグ版ボンドの集大成と言えました。
迫力のあるアクションシーンも満載で見所があり、かつ、ボンドの人柄について深く知れるといった魅力もあります。
ぜひ、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、映画を観る際に大画面で見るための方法を記した「プロジェクターの記事」もオススメです✨
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